紫外線予防に帽子を愛用していますが、帽子は薄毛の原因になりますか?

■帽子の中は高温多湿
帽子を被ると、どうしても頭が蒸れてしまいがちです。毛穴からは汗や皮脂が分泌されるので、帽子があるとうまく蒸発できないのですね。帽子の中の湿気や温度が上昇すると、雑菌が繁殖しやすい環境となり、毛穴が炎症を起こしてしまうこともあります。

そうなると、髪の毛の健やかな成長の妨げになり、薄毛の原因になってしまうこともあるのです。

■摩擦にも要注意
蒸れだけでなく、帽子による擦れから、髪の毛や頭皮はダメージを受けてしまいます。また、きつめの帽子は血流を妨げてしまいますので、頭皮に栄養が行き渡らなくなる危険も生じます。

■帽子を被るメリットも
では、髪の毛のためには帽子は被らないほうがいいのでしょうか?実は、帽子を被るメリットも大きいのです。ご質問にあるように、紫外線を予防できることですね。蒸れや摩擦も薄毛の原因になりますが、紫外線によるダメージのほうが、長期的に見ると深刻です。

紫外線は真皮の奥の細胞まで達し、これから生えてくる髪の毛の成長にも悪影響を及ぼしてしまうのです。ですから紫外線対策は必要です。また、空気が乾いた季節には、頭皮を乾燥から守ってくれる効果もあります。冬には防寒にもなり、冷えによる血行不良も防げるのですね。

■正しい帽子選びで頭皮を守る
メリットもデメリットもある帽子ですが、デメリットを減らす帽子を選ぶことによって、薄毛リスクを減らしていきましょう。通気性がよくてやわらかい素材の、程よくゆとりのあるサイズの帽子がいいですね。きつくてもいけませんが、大きすぎても摩擦の原因になりますので、自分なりのジャストサイズを探してみてください。

また、静電気が起こると頭皮や髪の毛が乾燥してしまいますので、静電気を起こしやすいウールなどの素材を避け、できれば導電性繊維素材のものを選びましょう。夏場の蒸れが気になるときには、日傘を併用するなどして上手に紫外線対策をしてくださいね。

■帽子を脱いだあとのケアも
脱いだ帽子は、洗える素材のものは丸洗いし、そうでないものは固くしぼったタオルで内部を拭いてから陰干しにして、雑菌の繁殖を防いでください。そして帽子を被った日には、蒸しタオルやマッサージなどで頭皮をいたわってあげましょう。こうした頭皮のケアが、薄毛予防につながるのですね。